アラフィフの憂鬱②

 

○ ミッドライフ・クライシス

 著者の鎌田實氏も経験した「ミッドライフ・クライシス」。鎌田氏によると、人生に悩んでいる人だけでなく、順風満帆な人でも、「中年期」になると心の憂鬱や無気力感を感じ、心理的危機状態に陥ることは、決してめずらしいことではないそうである。

 とりわけ、昨今はコロナ禍で、さらにその傾向は強まりつつあると言われており、まさに自分もその渦中に放り込まれている。

 

○ 危機に陥る原因8パターンとは?

 鎌田氏が「ミッドライフ・クライシス」に陥る原因8パターンについて分析していたので、参考までに自分が当てはまるかどうか振り返ってみた。

 

 ① 自分の人生の頂点が見えてくる

  ➡️ 確かにそう思う。アラフィフかつ「貧乏くじ世

  代」としては、すでに下り坂💦

 

 ② 病気が発見され、病気との闘いが始まる

  ➡️ 何とか今年の健康診断は乗り切ったが、肥満解

  消はしないとマズイ❗

 

 ③ 酒・賭け事・不倫…自分でコントロールできないことにのめりこむ

  ➡️ 酒はコロナ禍でいっさい口にしてないし、賭け

  事はまったく興味がない。となると、不倫に気を付けろということか😅

 

 ④ 下り坂の向こう側に、遠くではあるが死が見え始

  めてくる

  ➡️ 50代でまさかの訃報なんてのもあるし、健康寿

  命を考えても、漠然とした不安はあるかな~。

   「メメント・モリ(死を想え)」ってことばが突き

  刺さるようになってきた。

 

 ⑤ 自分探しが終わらない

  ➡️ 息子といっしょにまだ自分探しするかも、、、

 

 ⑥ 子どもが自分の元から巣立ち、「空の巣症候群」

  に陥る

  ➡️ まだ10年くらい先のことになるかな。

 

 ⑦ 過度なストレスを抱えたまま、オーバーワークを

  続けている

  ➡️ 現在進行形の問題。オーバーワークはないが、

  過度なストレスは感じているから、早めに対処しな    

  いと、、

 

 ⑧ 人生をうまく乗り切った人が初めて「つまずき」

  と向き合う

  ➡️ うまく乗り切ったかどうかはさておき、つまず

  き中の実感あり❗

 

 

 こうしてみると、結構クライシスに陥るパターンに当てはまってるなと思うけど、考えようによっては、クライシス=危機は、ビンチ(危険)でありチャンス(機会)であるともいえる。

 そういう視点で、自分自身を振り返り、アラフィフの憂鬱を吹き飛ばしたいと思う今日この頃である。

 

 

アラフィフの憂鬱①

 バブル崩壊と就職難を経験し、「貧乏くじ世代」と呼ばれる団塊ジュニア世代をどうにかこうにか無難に生きてきた。人並みにというと語弊があるが、結婚し子どもが二人おり、“普通の幸せ”は享受できているので不満はない。だからといって、これから先のことを考えると不安はある。

 昨年からコロナ禍に突入し、幸か不幸かひとり時間をもつ機会が増え、漠然と人生の後半戦をどう生きるかを考えるようになった。気付けば自分もアラフィフ世代である。まだまだ先のことだと思っていた定年後の生活や健康のことも先送りしてる場合じゃないんじゃないかと思うようになった。

 ちなみに、平均寿命と健康寿命のデータを気にするようになった。

 

【シニアの概況】平均寿命と健康寿命/運動習慣 2020年8月 | シニアライフ総研

 

 男性は、平均寿命 80.98歳、健康寿命 72.14歳

 

逆算して考えると、健康不安だけでなく、経済的な不安についても何らかの手を打っておかなければならない。

 

 アラフィフは憂鬱だな。

 

 

スマホから離れ自分と向き合う❗

 ホリエモンスマホひとつあれば何でもできるって主張してる本を立ち読みしたが、確かに便利な世の中になったものである。スマホを十分に有効に使いこなせば、一昔前では考えられない「仕事」ができちゃうのも確かに本当である。

 業種や立場にもよるが、大半の仕事をスマホでこなしたり、学生ならスマホでレポート課題を仕上げたり、YouTubeとかで単なる暇つぶしもできちゃう。多種多様なアプリも次々に登場しており、今さら手放すことはできない必須ツールとなっている。

 でも、ベストセラーになった『スマホ脳』なんか読んじゃうと、大半の人はスマホにコントロールされ毒されてるのかも知れないと思わざるを得ない。自分も実際そーだなと思う。

 しかも、コロナ禍で他者との直接の触れ合いが減り、より一層スマホ時間が増えている状況だからなおさらその実感は強い。

 

 こーいう時だからこそ、意識的にスマホから離れ、自分自身の内面と向き合う時間をつくることが大事だなと思う。先週「ほぼ日手帳」のことを話題にしたが、アナログなやり方で、自分の内面をえぐりだす作業が求められているのは間違いない。

 

 

 

 

ほぼ日創刊記念日

 実は「ほぼ日手帳」黎明期からのユーザーである。

毎年ロフトであれこれ手帳を物色しておきながら、最後は他の手帳に浮気することなく、必ず「ほぼ日手帳」を持ってレジに並んでいる。

 選ぶ本体は、オリジナルだったりweeksだったり、その年の気分で変わるけど、たとえ、使いこなせてなくても、「ほぼ日手帳」が手元にないと何だか気持ち悪くて、自宅にも毎日使う鞄にもしのばせている。

 でも、仕事の手帳と違って、プライベートだと、もっと手元にスマホがあるからか、“ほぼ日ほぼ放置”の状態が続いている。

 今日は、「ほぼ日創刊記念日」ということなので、ちょっとほぼ日のことを取り上げてみた。